2017年10月15日日曜日

2017年度 東北訪問 活動報告

2017年度 東北訪問 活動報告
今年も東北にて演奏活動を行いましたので、簡単ではありますが報告させて頂きます。
(写真は許可を得て掲載しておりますが、無断転載は禁止させて頂いております)

≪9月16日 福島県南相馬市石神地区の小中学生へのレッスンおよび合同演奏≫
南相馬市立石神中学校にて、石神第一小学校、石神第二小学校、石神中学校の吹奏楽部の生徒達を対象に、神戸フィルのメンバーが無料レッスンを行いました。到着すると皆さん、とっても楽しみにして下さっていたようで、入り口にはウェルカムボードがあり、レッスンを行った教室にも、神戸フィルメンバー1人1人に対して、「WELCOME ○○先生」といったとても嬉しいメッセージが♪

   
皆さん真剣に耳を傾け、一生懸命レッスンを受けている様子が印象的でした。





レッスンの後に行われた合同演奏でも、神戸フィルメンバーとの共演に、キラキラと目を輝かせて楽しそうに演奏してくれている様子がとっても嬉しかったです♪
生徒の皆さん、先生方、準備して下さった関係者の皆様、どうもありがとうございました!!




今回の南相馬訪問では、福島を応援するボランティア団体の福島ネバル様、鐙様から、神戸フィルの活動に使って欲しいと寄付を頂戴しました。それならばぜひ福島の子供達に使ってもらいたいということで、石神中学校の希望を伺い、近くに楽器屋さんなどが無いということで、部活動で必要としている楽譜や備品等を、三宮のブリーズ楽器様からの多大なご協力のもと、準備して贈らせて頂きました。
生徒の皆さん、とても喜んでくれていました♪
福島ネバル様、鐙様、ブリーズ楽器様、どうも有難うございました!!


≪9月18日≫
第7回目となる、南三陸町でのお茶っこコンサートを開催しました。

2013年までは、地区で最も大きい仮設住宅にある施設を借り、全員でのコンサートを行っていましたが、行きたくても足が無いので聴きに行けないとの声を頂き、より多くの方に聴いて頂くことはできないものかと考え、2014年以降、各災害公営住宅の集会所を訪問するスタイルに変更して開催しています。

今年も神戸フィルを覚えて下さっている方がたくさん来て下さり、演奏前に差し入れを下さる方もいらっしゃいました。今回もとても楽しそうに演奏を聴いて下さり、最後に復興ソングでもある“花は咲く”の歌詞カードを配って演奏すると、涙を流しながら歌って下さる方が複数いらっしゃいました。明るく接して下さる皆さんですが、震災の傷跡は大きいのだなと改めて感じました。

皆さんからは、音楽に触れる機会が無いので本当に嬉しい、心穏やかなひと時が過ごせた、また来て欲しい、待っています、といった感想を沢山頂戴しました。

私達の活動は、復興に直結するような支援ではありませんが、毎年東北の皆さんが温かく迎えて下さり、時に涙し、時に笑顔で喜んで下さり、来年も待っているよ、と声をかけて下さると、少しは心の充電のお手伝いができているのかなと、自分達の活動に意義を感じると共に、音楽の力を感じます。

最後になりましたが、福島県南相馬市石神地区の皆様、宮城県本吉郡南三陸町の皆様、コンサートの為に各地より集まって下さったボランティアの皆様、神戸フィル後援会の皆様、および、本年もアート支援の助成事業を通じて、多大なるご支援を頂いた兵庫県芸術文化協会、兵庫県民の皆様のご協力、ご支援のもと、今年も東北へ訪問することができましたこと、この場をお借りして心よりお礼申し上げます。

≪南三陸町でのコンサートの様子≫






≪現在の町の様子≫
町の復興が進み、盛り土がされた所に道路やお店ができ始めていました。商店街も仮設のものではない、本格的な商店街ができ、新たなスタートを切っている町の様子を伺うことができました。まだまだ土の壁が目立つ町並みではありますが、これからどんどん新しい町ができ、新しい町並みが皆さんの故郷として愛着が持てる日が来るよう、私達も共にお祈りしております。

2017年7月21日金曜日

第75回定期演奏会(2017/11/25)~本公演は終了しました。


【日時】 2017年11月25日(土曜) 16:00(開演) 15:30(開場) 
【場所】 神戸文化ホール 大ホール
【指揮】 朝比奈千足
【ヴァイオリン】 有希マヌエラ・ヤンケ

~フィンランド独立100周年~
シベリウス:交響詩フィンランディア作品26
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47
シベリウス:交響曲第二番ニ長調作品43

the 75th regular concert
November 25, 2017 16:00 
at Kobe Bunka Hall

Sibelius Finlandia, Op.26
Sibelius Violin Concerto Op.47
Sibelius Symphony No.2 Op.43

Conductor Chitaru Asahina
Violin Yuki Mauela Janke


神戸フィルハーモニック 第75回定期演奏会

2017年4月23日日曜日

第74回定期演奏会(2017/6/24)~本公演は終了しました。





神戸フィルハーモニック
第74回定期演奏会~扉を叩くのはだれ?~

指揮:朝比奈千足
ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調 作品67(運命)
 ファリャ バレエ音楽「三角帽子」全曲
2017年6月24日(土曜)
4:00pm開演(3:30pm開場)
神戸文化ホール・大ホール
 入場料:全席自由(消費税込)
 一般 2,500円(前売) 当日3,000円
 大学生以下 1,000円(前売) 当日1,000円
※就学前のお子様はご遠慮ください。

5月12日10:00以降イープラスからもお求めになれます。
神戸フィルハーモニック 第74回定期演奏会
不思議な組み合わせ

どのオーケストラでも絶対避けて通れないレパートリーが「運命」という曲です。『ジャジャジャジャーン』といえばどなたもご存知の名曲中の名曲。それだけに今さら・・という感が拭えないのですが、この曲を改めて真正面から取り組むとなると、やっぱり難しい曲だなと思い知ります。
神戸フィルハーモニックは常により良い演奏を目指して進化しなければなりません。久しぶりにこの難曲に立ち向かうことによって、改めて私たちの力量を測り、これからの指針にしたいと思います。
まじめで一所懸命のベートーヴェンにご期待ください。

色彩感いっぱいのバレエ曲「三角帽子」をベートーヴェンの後に聴いていただきます。この曲は組曲としては一度演奏したことがありますが、今回は40分ほどの全曲版を取り上げます。
この「三角帽子」はスペインの田舎での他愛無いお話をバレエで表現したものですが、私たちはスペインの情熱的な雰囲気が少しでも出せれば、と願って演奏いたします。
ところで・・・ ベートーヴェンの後にどうしてこんな組み合わせに無理のある曲を?またどうしてバレエ抜きで全曲版を?・・というような声が聞こえます。
実は一か所、あれ?どこかで?というフレーズが聞こえてきます。前半のベートーヴェンに出てきたあの有名な部分です。作曲家・ファリアのちょっとしたシャレです。全曲を聴いていただかないと気が付かないのです。さあ、どこでそれが聞こえてくるか。もしお判りになれば、この二つの疑問の答えになると思います。

謎かけのような不思議な組み合わせのプログラム、どうかお楽しみください。


朝比奈千足







2016年12月6日火曜日

2016年度 東北慰問演奏 活動報告


2016年度 東北慰問演奏 活動報告
≪9月17日≫女川町
≪9月18日≫南三陸町
 午前の部@名足復興住宅
 午前の部@枡沢復興住宅
 午後の部@伊里前復興住宅

917日 女川町お茶っこコンサート≫
今年は、初めて女川町でもお茶っこ(現地の言葉でお茶、お菓子を食べるという意味)コンサートを開催しました。
以前、南三陸町のお茶っこコンサートに来て下さっていた女川町の方が、女川町でもこういったコンサートがあればみんな喜ぶのになぁ、とお話されていたことが記憶に残っており、今回、女川町の社会福祉協議会の方にご協力いただき、演奏会を開催する運びとなりました。

演奏会場は、女川町の総合運動公園の中に建てられた、災害公営住宅のコミュニティプラザという場所で、とても綺麗でよく響く会場でした。初めてでしたが、女川町の方々はとても温かく、団員の私達が楽しいひと時を過ごさせて頂いたように思います。

ちょうど、敬老の日のイベントもあり、ご年配の方々を中心に、演奏に耳を傾けて下さいました。演奏会場の横のスペースでは、演奏に合わせて踊って下さっていた方もおられたようです。

楽器紹介では、積極的に楽器に対する質問をして下さり、途中の歌謡曲では歌詞をお配りし、一緒になって歌を歌って下さいました。終始和やかな雰囲気の中、音楽を通じた交流をすることができました。

また、今回はマッサージを受けながら生演奏を聴いていただく、という贅沢なひと時を楽しんでもらおうと、ボランティアさんによるマッサージブースを設けました。皆さん日頃の疲れが癒されると、大変好評でした。

演奏会終了後も、聴きに来て下さった方々が次々に、「遠いのにどうもありがとねー」「楽しかったー!」「一生懸命考えてくれているのがすごく伝わった」と、声をかけて下さり、女川町でも演奏することができて本当に良かったと、私達がとても嬉しい気持ちになりました。



≪女川町でのコンサートの様子≫
金管による三重奏♪笑点のテーマソングなど、面白い選曲で皆さん笑顔^^


木管による楽器紹介♪


弦楽器と木管による六重奏♪



全員合奏♪この日の為に朝ドラのテーマソングを編曲して持参しました♪


終わってからも皆さんと楽しく交流させて頂きました☆



918日≫
6回目となる、南三陸町でのお茶っこコンサートを開催しました。

2013年までは、地区で最も大きい仮設住宅にある施設を借り、全員でのコンサートを行っていましたが、行きたくても足が無いので聴きに行けないとの声を頂き、何とかより多くの方に聴いて頂くことはできないものかと、2014年より、小編成のアンサンブルに分かれて、各仮設住宅の集会所を訪問するスタイルに変更しました。

現地の方との距離も近く、このスタイルが好評だったことから、今回も小編成のアンサンブルに分かれ、新しくできた町営の復興住宅の集会所を訪問しました。

復興住宅での演奏は、これまで生活してきた仮設住宅から出られた方々が、また一から新たなコミュニティを作る必要があるとのことで、コミュニティの活性化の為に、ぜひ演奏しに来て欲しい、とのお声をいただき、訪問することとなりました。
どの会場でも、演奏が始まると嬉しそうに微笑んでくださる方、手拍子をしてくださる方、目を閉じてじっくり聴いてくださる方や、歌を口ずさみながら聴いてくださる方など、皆さん思い思いに楽しんで聴いて下さいました。

唱歌の故郷を演奏した際には、目に涙を浮かべて歌って下さるお年寄りの方もいらっしゃいました。また、昨年頂いたリクエスト曲をこの日の為に編曲し、全員で演奏したところ、笑顔で手拍子して下さり、会場が一体となって盛り上がりました。

コンサートが終わると「こんな近くで生演奏が聴けるなんて感激した」「私たちの為に曲を選んでくれてありがとう」「また来年も来て下さい」と声をかけて下さり、とても嬉しい気持ちになりました。
また、私達の為に、手作りのお餅を準備して下さっていた方、わざわざ一人一人にお土産を用意して下さっていた方、いつも最後まで見送っているからと、私達の車が見えなくなるまで手を振って見送って下さる方もおられ、東北の方々の温かさを改めて感じました。

後日、復興住宅の自治会長さんからお礼の電話があり、参加した人達が、ありがとう、ありがとうと、わざわざ自治会長さんの元にお礼を言いに来て下さったとのこと。高台移転で仮設の商店街も遠くなってしまい、足がないとどこにも行けず、敬老の日なのに、三連休で賑わっている世の中をテレビ越しに見ながら、家でじっと過ごすしかないお年寄りが多いので、コンサートに来てくれて本当に有難かったです、ぜひ、そういう人たちの為に、来年も来てやって下さい、とお話しして下さいました。

私達の活動は、復興に直結するような支援ではありませんが、毎年東北の皆さんが温かく迎えて下さり、時に涙し、時に笑顔で歌い、喜んで下さり、前向きになれたよ、来年も待っているよ、と声をかけて下さると、少しでも日常から離れてホッとできるひと時が作れているのかな、私達でも心の充電のお手伝いが少しはできているのかなと、自分達の活動に意義を感じると共に、音楽の力を感じます。
東北での演奏活動を継続するのは、簡単なことではありませんが、現地の方々が来て欲しいと言って下さる限り、細々とでも継続していきたいと考えています。今後も、この活動を続け、現地の方々に、忘れずに一緒にいます、というメッセージを発信していきたいと考えています。

最後になりましたが、演奏会にお越し下さいました皆様、コンサートの開催まで、現地でバックアップして下さった南三陸町および女川町の皆様、コンサートの為に全国より集まって下さったボランティアの皆様、神戸フィル後援会の皆様、および、本年もアート支援の助成事業を通じて、多大なるご支援を頂いた兵庫県芸術文化協会、兵庫県民の皆様のご協力、ご支援のもと、今年も東北に演奏しに行くことができましたこと、この場をお借りして心よりお礼申し上げます。

≪南三陸町でのコンサートの様子≫
午前の部@名足復興住宅



演奏後も皆さんと楽しくお話しさせて頂きました♪




お世話になった自治会長さんの色紙に各自サインをして記念撮影☆


午前の部@枡沢復興住宅



詳しく楽器の説明。へぇ~・・・と皆さん。


ラッパのマークの正露丸を披露^^



午後の部@伊里前復興住宅



弦楽器の大きさとそれぞれの特徴を説明中♪


南三陸名産のワカメを題材にしたご当地ソングを披露するワカメ王子^^



間にみんなでストレッチ体操もしました☆


終始和やかな雰囲気で私達が楽しませて頂きました♪



アンコールもこの日の為に準備したご当地ソングで盛り上がりました♪






≪女川町、南三陸町の現在の町の様子≫
震災当初は瓦礫が多く、震災の爪痕の残る町にとても衝撃を受けましたが、毎年来るたびに町が変わってきているのがわかります。盛り土をして土地全体が高くなり、道路もこれまでの道とかなり変わっている箇所がありました。土の壁に囲まれた町を見て、故郷の景色が一変したことがとても悲しいと話される方もいらっしゃいます。今は土の壁ばかりで、町並みが無い状態ですが、これからどんどん新しい町ができ、いつか新しい町並みを故郷として愛着が持てる日が来るよう、私達も共にお祈りしております。



いたるところに迂回路が。
津波でなくなった道路、新しく新設された道路など、地元の方でも把握しきれないようです。


町は7mの盛り土に囲まれていました。


盛り土に埋もれるようにして残されている防災庁舎は、何とも言えない光景でした。


2016年11月15日火曜日

ニューイヤーコンサート~笛吹きたちの饗宴~(2017/1/14)~本公演は終了しました。





神戸フィルハーモニック
ニューイヤーコンサート~笛吹きたちの饗宴~

指揮:朝比奈千足

【第1部】横笛のルーツを訪ねて
 竜笛と長胴太鼓の演奏
  ※雅楽演奏協力 出雲大社阪神分祠
  越天楽
  外山雄三 「管弦楽のためのラプソディー」より”信濃追分”
  チャイコフスキー 「くるみ割り人形」より”あし笛の踊り”
  マンシーニ ムーンリバー
  ドヴォルザーク スラヴ舞曲 第10番 作品72-2
  アンダーソン プリンク・プランク・プルンク

 【第2部】150年前のウィーンの音楽
  スッペ 序曲「軽騎兵」
  J.シュトラウス2世 ポルカ「浮気心」Op.319
             ワルツ「ウィーンのボンボン」Op.307
             ポルカ「雷鳴と電光」Op.324
             ポルカ「百発百中」Op.326
             ワルツ「美しく青きドナウ」Op.314


2017年1月14日(土曜)
2:00pm開演(1:30pm開場)
神戸文化ホール・大ホール
 入場料:全席自由(消費税込)
 一般 2,000円(前売) 当日2,500円
 大学生以下 1,000円(前売) 当日1,000円
※就学前のお子様はご遠慮ください。

イープラスからもお求めになれます。
イープラス

神戸フィルハーモニック ニューイヤーコンサート