2004年12月12日日曜日

第49回定期演奏会



2004年12月12日(日)午後4時00分 開演
於:神戸国際会館・こくさいホール



 ウェーバー  魔弾の射手 序曲
 モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター
 ブラームス  交響曲第2番

 入場料:一般2000円(当日2500円)
    高校生以下1000円(当日1000円)
出 演 : 神戸フィルハーモニック
指 揮 : 朝比奈 千足

2004/12/12第49回定期演奏会


第49回定期演奏会にた くさんのご来場ありがとうございました。


2004年12月12日、神戸国際会館こくさいホールにおいて、神戸フィルハーモニック第49回定期演奏会を開催い たしました。
プログラムは、ウェーバーの魔弾の射手序曲、モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」、ブラームスの交響曲第2番を演奏しました。また、拍手にお応え してアンコールにブラームスのハンガリア舞曲第1番を演奏しました。
開演前には、お客様に本プログラムとはまた違った音楽の楽しみをご提供したいということで、恒例のロビーコンサートを行いました。今回はオーボエカルテッ トの演奏で、「エンターティナー」、「G線上のアリア」、「イェスタディ」、「赤鼻のトナカイ」、「茶色の小瓶」をお送りしました。
また今回は、4月から始まったラジオ大阪の「朝比奈千足の音楽千夜一夜」のリスナーの方も多くお見えになったようで した。新たな聴衆の方々とのご縁が出来、私達はたいへん嬉しく思っています。
以下は、演奏会のアンケート用紙、または「朝比奈千足の音楽千夜一夜」の番組宛にいただいた、お客様の声の一部で す。ご投書ありがとうございました。

● ・・・オーケストラは久しぶりだったので生はやはり迫力がありました。モーツアルト「ジュピター」の4楽章は重厚な響きでベートーベンの初期のシン フォニーにつながる感じでた。・・・(56歳 男性)
● ・・・久し振りに家内と共に素晴らしい演奏会に心が晴ればれとし、すがすがしい気分になれました。・・・(男性)
● ・・・夫と共に素晴らしい演奏を聞き。至福のひとときを過ごさせて頂きました。終了後、余韻にひたりながら美しくライトアップされた神戸の街を散策し て帰路につきました。・・・
(女性)
● ・・・こくさいホールも始めてで、席に着いてから始まるまでワクワクし、「朝比奈先生」が出て来られ、でも声を聞くとやはりいつもの「千足さん」でし た。あまりじっくりクラシックを聞いた事のない私でしたが「魔弾の射手」は聞き覚えがあり、そのまますっかり心地良く聞き入ってしまいました。・・(女 性)
● ・・・あこがれの街で、すてきな曲を聞き、心洗われるようでした。大勢の人がこられていましたネ。これからも機会をつくって演奏会へいこうと思いま す。有難うございました。・・
(56歳 女性)
● ・・・ブラームスの第2番で、チューバが使われているというのは、実演ならではの発見でした。妻も、とてもよかったよ♪、と感激していました。・・・ (男性)
●・・・演奏前の曲目解説はとても親切で、わかりやすかったです。
●・・・ロビーコンサートは大変楽しかったです。


このようなお声を励みに、これからもご期待に応えられる演奏をしていきたいと団員一同気持ちを引き締めつつ、次回ニューイヤーコンサートの練習に取り組んでおります。
尚、第49回定期演奏会の演奏をCDにして皆様に聴いていただこうという企画がただいま進行中です。
詳細が決まりましたら、このホームページでもお知らせいたしますので、どうぞご期待ください。

2004年10月11日月曜日

神戸フィルハーモニック後援会  サロンコンサート ~朝比奈千足と神戸フィルの仲間たち~ 「弦楽セレナーデ」


サロンコンサート ~朝比奈千足と神戸フィルの仲間たち~
「弦楽セレナーデ」
2004年10月11日(月・祝)14:30開演 15:40懇親会場所:日本聖公会神戸聖ミカエル大聖堂 

曲目:
モーツァルト アイネ クライネ ナハトムジークより第1楽章
ボッケリーニ メヌエット
レスピーギ シチリアーナ (リュートの為の古代舞曲とアリア第3番より)
チャイコフスキー ワルツ (弦楽セレナーデより第2楽章)
ブリテン シンプル シンフォニー(全曲)
神 戸フィルハーモニック後援会サロンコンサートとは、朝比奈千足の楽しいトークとアンサンブルの調べを神戸フィルの仲間たち、後援会の皆さんと親しく聴く集 いです。今回は神戸フィルの活動にご理解とご賛同をいただくため、一般の方の参加を歓迎しております。後援会へのご入会をこの機会にお考えいただければ幸 いです。
演奏終了後は懇親会があり、神戸フィルメンバーとの親交を深めていただきます。(軽食とノンアルコールの飲み物つき)

なお、定員200名様までになっております。
定員に達し次第締め切らせていただきますのでご容赦ください。


入場料(懇親会含む):
一般 3500円、
後援会員 1500円

2004/10/11サロンコンサート


おかげさまで
サロンコンサートは大成功に 終わりました。
2004年10月11日14:30日本聖公会神戸聖ミカエル大聖堂において、神 戸フィルハーモニック後援会主催によるサロンコンサートが行われました。神戸フィル弦楽器メンバー約20名の演奏を、朝比奈千足の楽しいお話を交えてお聴きいただきました。プログラムは、モーツァルトのアイネ クライネ ナハトムジーク第一楽章、ボッケリーニのメヌエット、レスピーギのシチリアーナ、チャイコフスキーのワルツ、ブリテンのシンプルシンフォニー全曲。アンコールはバッハのG線上のアリア、グリーグのホルベルク組曲より前奏曲でした。
コンサートには200名近いお客様が来場され、満足されました。




主催の神戸フィルハーモニック後援会の皆様には、団員一 同、このような場を与えていただいたことに大感激しました。感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、ご支援いただいていることを忘れずによりよい演奏を 目指してがんばっていきたいと思います。ありがとうございました。また、今回は神戸聖ミカエル大聖堂という伝統ある教会で演奏することができ、感激ひとしおでした。日本聖公会関係者の方々に心より感謝申し上げます。



コンサートに引き続いての懇親会も大盛況の内に終わりました。
写真は朝比奈千足音楽監督の挨拶の様子です。この後、軽食とドリンクをいただきながら神戸フィルメンバーと後援会の方々や一般のお客様との親睦を深めまし た。
またこの日、新たに多数の方々が後援会会員になられました。何よりも嬉しいことです。
(2004/10/11)
この日の演奏の一部が、「神戸フィルサウンド 試聴室」でお聴きいただけるようになりました。
ぜひご利用下さい。




2004年5月3日月曜日

2004/5/3 読売新聞記事


心に届いた言葉
君は馬に乗れるか?
神戸フィルハーモニック指揮者 朝比奈千足さん
1976年、指揮者を目指そうと、ヨーロッパへ渡りました。オーストリア人の指揮者オットマール・スウィットナーさんの別荘に押しかけ、弟子入りを志願したところ、助手として採用してもらえました。
  当時スウィットナーさんは、ドイツの国立歌劇場の総監督。調子の悪い歌手を本番直前に外すなど、音楽には厳しい人でしたが、冗談好きで、ある日、ふと私に尋ねたのが、この一言でした。
  意味がわからず戸惑っていると、笑いながら説明してくれました。「オーケストラを馬とすると、指揮者が騎手。手綱を緩めたり締めたりしながらも、気持ちよく走ってもらわないといけない」
  指揮者はつい「自分の力でよくしよう」と思いがちですが、演奏者を主体にしなさい、というスウィットナーさんの考え方は今も、私の指針になっています。
 帰国後、神戸のオーケストラで指揮を務めるようになりました。現在、メンバーは約80人。練習中は必死で、つい声を荒げることもありますが、怒ってばかりでは、誰もついてきません。大切なのは努力を重ね、情熱を伝えることです。厳しくも陽気に、実績を積み上げたスウィットナーさんに、そんなことも教えられた気がします。
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