2011年1月15日(土)
午後2時開演(1時半開場)神戸文化ホール・大ホール
■プログラム:
ズッペ〈1819年兎年生まれ〉 序曲「軽騎兵」
【ゲストコーナー】
アップルリンガーズ(ハンドベル合奏団)
*童謡「まちぼうけ」
*瀧 廉太郎〈1879年兎年生まれ〉「花」
*チャイコフスキー「花のワルツ」
オッフェンバック〈1819年兎年生まれ〉 序曲「天国と地獄」
ヨハンシュトラウス二世の作品集
ポルカ・マズルカ「女性賛美」〈1867年兎年に作曲〉
ワルツ「芸術家の生涯」〈1867年兎年に作曲〉
ワルツ「美しき青きドナウ」〈1867年兎年に作曲〉 他
■入場料:全席自由(消費税込)
一般 2,000円(当日2,500円)
高校生以下 1,000円(当日1,000円)
※就学前のお子様はご遠慮ください。
■主催:神戸元町ライオンズクラブ・神戸フィルハーモニック・神戸市・(財)神戸市民文化振興財団
【お問い合わせ】(財)神戸市民文化振興財団(078-351-3597)
~音楽監督 朝比奈千足より コンサートへのお誘い~ 卯年のニューイヤー
ニューイヤーコンサート恒例のゲストコーナーに、次回は和歌山からハンドベルの合奏団をお招きします。ハンドベルの魅力に惹かれた主婦が農園を経営するご 主人を助ける傍ら、ハンドベルの大好きな子供たちを集め、彼女自ら指導している「アップルリンガーズ」の皆さんです。
ハンドベルの歴史は、遠く17世紀のイギリスで発祥したといわれています。初めは主に教会で礼拝のときに用いられたそうです。でも今やこのハンドベルの ブームは世界中に広がり合奏団の数は7万とも10万とも言われています。日本国内では約1000組が活躍しています。
オーケストラとハンドベルとの競演はどんな響きがするのでしょう。初めての試みなので今から大変興奮しています。
ところで、平成23年はウサギ年です。ウサギ年生まれの人は温厚で従順、人当たりが良く社交的なんだそうです。ウサギ年の人は、自由業、タレント、画家な どの仕事が適しているといわれています。これは日本での話ですが、はたして外国ではどうなんでしょうか。作曲家の中でズッペとオッフェンバックは同い年で 1819年生まれのウサギ年です。その他ずいぶんと多くの作曲がウサギ年生まれだということがわかりました。ちなみに瀧廉太郎もウサギ年ですが、人当たり のいい社交的な人物だったかどうかはわかりません。
また、ヨハン・シュトラウスがあの「青きドナウ」を書いたのが1867年でこれもウサギ年。この年彼は多くの名曲を残しています。今回はその中の数曲を取り上げてお聴きいただきます。
今回は、縁起よく、ウサギ年生まれの『年男』にも登場してもらおうと思っています。テレビなどでお馴染みの方ですが、誰なのかは、当日のお楽しみに・・・。 神戸フィルハーモニック 音楽監督 朝比奈千足