2012年2月13日月曜日

2012/2/13 被災地への「折鶴大作戦」


◆◆ 被災地への「折鶴大作戦」に参加
10月に有志団員で演奏活動を行いました、南三陸町立歌津中学校の生徒達、また、その保護者、教職員の方々、全国の ボランティアの方々が、震災から1年の節目にあたる3月11日に向け、折鶴を作って、歌津地区の入り口にある看板に飾り付けを行う、という企画が進められ ています。




今回、神戸フィルの皆さんにも是非参加して欲しい!とのお声掛けをいただき、「折鶴大作戦」に参加させていただきました!

<活動内容>
■主旨
南三陸町・歌津地区の入り口に、被災者とボランティアで作製した看板があり、震災から1年の節目となる3月11日に向け、全国で折鶴を合計6万羽作り、看 板を飾る。
(行政の地区再生計画が進んだ場合、状況によっては撤去される可能性もありますが、撤去の指示が出ない限り、現地で飾り続けるとのことです)

■活動
2月13日の練習日に、みんなで折鶴を折りました。
折鶴には、被災地に向けたメッセージを書きました。
阪神淡路大震災で被災した神戸から、宮城県に向けた想いを、団員皆それぞれ、何を書こうか悩みながら、気持ちを込めて書きました。





折鶴は、有志団員が文化祭で一緒に演奏した、南三陸町立歌津中学校に届けられ、今飾り付けが急ピッチで進められています。

■ひとこと
今回、「現地に足を運んで下さった団員はもちろん、コンサートの義捐金提供など、支援して下さった神戸フィルの皆さんに、是非参加して欲しい」とのこと で、連絡を受けました。
現地に足を運んだことがない方々にも、ふとした時に、自分の名前とメッセージ入りの折鶴の看板を通して、歌津のこと、震災のことを思い出していただき、忘 れないで欲しい、という気持ちで企画が進められています。
歌津地区は、被害は甚大だったものの、小さな集落で、当初からメディアも少なく、知名度が低い為に、復興も遅れ気味です。
少しでも皆さんの心に足跡を残して、息の長い支援を・・・という、現地の切実な想いを感じました。

■最後に
飾りつけが完成した現地の写真も、また掲載する予定です。
私達の折鶴が、歌津地区の入り口に飾られること、今からとても楽しみです。
被災地の方々、全国各地のボランティアの皆さん、そして、神戸フィルの絆が、折鶴となって糸で紡がれる日はもうすぐです・・・。