2009年4月25日土曜日

神戸フィルハーモニック  ハイドン没後200年記念  チャペルコンサート ~室内楽のひととき~

神戸フィルハーモニック
 ハイドン没後200年記念
 チャペルコンサート ~室内楽のひととき~



日時:2009年4月25日(土)14時開演  会場:御影教会礼拝堂
  曲目:   ハイドン 弦楽四重奏曲Op.33-3   ハイドン ディヴェルティメント(木管五重奏)   日本の歌メドレー
  お話:朝比奈千足
  入場料:一般2000円(前売)、2500円(当日)      中学生以下500円
  主催:神戸フィルハーモニック後援会

  ※チラシをクリックすると大きな画像でご覧になれます。



チャペル コンサート ~室内楽のひととき~ へのお誘い
普段着のコンサート
桜の便りもちらほら聞こえる頃になりました。春らしい装いに着替えて町を散歩するのも楽しくなる季節です。
コンサートの会場探しをしているうちに、神戸の町には意外にも教会が多いことに気がつきました。阪急御影駅から細い坂道をぶらぶら下りて行くと、そこにも町並みに溶け込むように立っている教会が見つかりました。ヨーロッパにあるような荘厳な趣の建物 と違って、どことなく親しみやすく、まるでその町角の集会場といった感じがします。その名も御影教会。幼稚園を併設していることもあって、可愛らしい道具 の数々が置いてあるのも心を和ませます。今回のサロンコンサートはここで開きます。こうした親しみやすい「普段着」感覚のコンサートを教会でするという意味合いで、「チャペルコンサート」と 名づけさせていただきました。
演奏は神戸フィルの団員有志によるアンサンブルです。今回は弦楽四重奏と管楽器五重奏を聴いていただきます。いつも何十人といった大編成で演奏をしていると、どうしても「緻密」な  演奏を疎かにしがちです。オーケストラの基本は何と言っても調和です。それは、 各奏者の細かな息遣いを感じ取り、自分の音とバランスを取りながら音楽を創ってゆく作業だと言っても過言ではありません。オーケストラのメンバーはいつ も、この基本を決して忘れてはならないのです。その緻密さを要求されるアンサンブルを、団員たちがこうやって時々演奏させていただくことは、  結局は神 戸フィル全体にとっても大変有益なことになります。どうか皆様のあたたかいご声援をお願いします。
2009年3月19日神戸フィルハーモニック朝比奈 千足